Press Releases

G10 中央銀行総裁会議議長によるプレス・リリース

国際決済銀行 2000 年 5 月 10 日
(情報更新済み)

2000 年 5 月 8 日、バーゼルにて、 G10 中央銀行総裁は、パーソナル・コンピュータの使用による銀行券偽造問題について討議した。

パーソナル・コンピュータとデジタル画像処理機器の使用の増加という脅威に対抗するため、 G10 総裁は、中央銀行のグループ( CBCDG )に対し、パソコンを使用した偽造を抑止するためのシステムの開発活動を承認した。

中央銀行偽造防止グループ(Central Bank Counterfeit Deterrence Group <CBCDG>) とその代表は、関連業界にサポートを呼びかけるとともに、このシステムの採用を促進するためにパソコン関連機器メーカーおよびソフトウェア開発業者との協力を開始した。 G10 総裁は、こうした活動を強く支持し、このシステムの採用に向けた関連業界の積極的な協力を要請するものである。

中央銀行と技術業界は銀行券偽造に対抗するため協調

国際決済銀行  2004 年 3 月 9 日
(情報更新済み)

パーソナル・コンピュータやデジタル画像処理機器が銀行券の偽造に使用される傾向が強まっているため、 G10 中央銀行総裁は、 2000 年 5 月、中央銀行のグループに対し、パソコンを使用した偽造を防止するためのシステムの開発活動を承認した。 2004 年 3 月の会議において、 G10 中央銀行総裁は、当該活動分野において重要な進展があることに注目した。

中央銀行偽造防止グループ( Central Bank Counterfeit Deterrence Group <CBCDG> )は、パーソナル・コンピュータやデジタル画像処理機器を使って、保護された銀行券の画像を取り込んだり、複製したりすることを防止する技術で構成される、偽造防止システム (Counterfeit Deterrence System) を開発した。

パーソナル・コンピュータのハードウェアやソフトウェアの主要メーカーは、偽造通貨が顧客や一般の人々に与える損害を認識し、このシステムの自主的採用を行っている。この技術には、パーソナル・コンピュータやデジタル画像処理機器の使用状況を追跡する機能はない。また、これら機器のユーザーは、同技術を搭載している製品の性能や効率に差異を感じることはない。

本件に関する追加情報は、ウェブサイト www.rulesforuse.org で得られる。このサイトは、さまざまな国における、銀行券の複製行為に関する規制にリンクしている。この新しい技術によって、ユーザーが銀行券画像を複製する権利を制約されることになる国においては、中央銀行(または適切な当局)が、要件にしたがって、複製に利用できる銀行券画像を提供する。銀行券画像を提供している国については、ユーザーは www.rulesforuse.org のウェブサイトを通じて、銀行券画像の入手方法や入手先に関する情報を得ることができる。

CBCDG とは何か?

CBCDGの役割は、銀行券のセキュリティにとって脅威となるものについて研究し、銀行券発行当局が実施すべき解決策を提案することである。 CBCDG は、 多数の中央銀行ならびに銀行券印刷当局によって構成される作業グループである。