10 五月 2000
国際決済銀行 (情報更新済み)
2000 年 5 月 8 日、バーゼルにて、 G10 中央銀行総裁は、パーソナル・コンピュータの使用による銀行券偽造問題について討議した。
パーソナル・コンピュータとデジタル画像処理機器の使用の増加という脅威に対抗するため、 G10 総裁は、中央銀行のグループ( CBCDG )に対し、パソコンを使用した偽造を抑止するためのシステムの開発活動を承認した。
中央銀行偽造防止グループ(Central Bank Counterfeit Deterrence Group <CBCDG>) とその代表は、関連業界にサポートを呼びかけるとともに、このシステムの採用を促進するためにパソコン関連機器メーカーおよびソフトウェア開発業者との協力を開始した。 G10 総裁は、こうした活動を強く支持し、このシステムの採用に向けた関連業界の積極的な協力を要請するものである。